【那珂市】静神社の山桜

お隣の静峰ふるさと公園のサクラが有名ですが、こちら静神社ご神木のヤマザクラは必見です。神社は歴史が古く、常陸国二ノ宮として古くから信仰されてきました。神紋が「丸に桜」で、『常陸名所図屏風』(17世紀末)にもヤマザクラが描かれており、古くから桜名所だったことがわかります。赤芽白花の美しさが魅力。開花時紅色に染まる花びらがあります。このヤマザクラは主幹が枯れており、空洞化した幹の中を不定根が伸びて若い枝が再生中。つまり自然と代替わりを果たしている状態です。やがて不定根が太い幹になり、これまでの幹は朽ち果てていくのでしょう。山茶花と一緒に植わっているのも特徴です。昔の神社ではこういったヤマザクラの風景が当たり前でした。爆発的に流行したソメイヨシノ登場以前の原風景を今に残す静神社です。